1.ECLIPSE64-14

1.ECLIPSE64-14

「ECLIPSE64-14」1964年に創業し、2014年で50周年を迎えたGuerciottiがその長い歴史に足跡を残すべくネーミングしたフレームです。歴史、経験、Gurerciottiの持てる全てのテクノロジーをつぎ込んだフラッグシップモデルです。CCC Sprandi PolkowiceやMovistar Team Continentalの選手が使用。選手からのフィードバック、市場のニーズを取入れ開発しています。通常のモノコックフレームはフロント三角形はモノコックで仕上げ、リアバックと合わせるのですが、ECLIPSE64-14は100%モノコック構造フレームです。100%モノコック構造にすると金型も大きくなりオートクレープ(窯)に入れることができません。そこでイタリアのモーターバイクメーカーで有名なBIMOTA(ビモータ)社、協力のもとイタリア国内の職人の手により、3種類の弾性率の異なるカーボン素材を適材適所に使い分け、コストの高い製法オートクレーブで生産。フレームの一体感、強度、空気抵抗、振動吸収性を実現しています。

■ヘッドチューブからトップチューブにかけて施されたリブは横方向の剛性を強化。ダウンチューブはヘッドとBB側、トップチューブはヘッド側の断面積を大きく設計することで、ヘッド部とBB部のねじれ剛性を高めています。Integrated Fork System(IFS)はヘッドチューブ、ダウンチューブ、フォークの隙間を減らすことで空気抵抗軽減に繋がっています。

■トップチューブと、シートステー、シートチューブの結合部の一体感を見れば100%カーボンモノコック製と分かります。シートステーの角度変化を持たせることで、抜群に振動吸収性が高まっています。Locking Seat System(LSS)は独自のシートクランプ形状になっており、フレーム内部に長いスリーブを入れてシートピラーを点ではなく面で固定することで27.2mmのシートピラーでも安全に固定することができ、空気抵抗軽減にも繋がっています。シートステー部分には50周年を迎えた記念ラベルが付いています。

■リアエンドに至るまでフルカーボン製で作られ、軽量化に繋がっています。クイックレバーやハブと接触する面にはアルミプレートを仕込み、耐久性を向上させる加工が施されています。
価格(税別)
サイズ
カラー
フレーム重量
フォーク重量
体重制限
¥540,000
XS / S / M / L
CCC Team Edition
970g
420g
100kg
■フレーム素材:3K T300J Carbon / UD M30S Carbon / T700G Carbon
■フォーク素材:Carbon Monocoque
■ヘッド規格:1-1/8 - 1-1/4
■BB規格:Press Fit BB86
■シートポスト径:27.2mm
■シートクランプ径:専用(専用工具必要)
■FD台座:直付